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 静岡県藤枝市の山中で昨年6月、看護師の内山茉由子さん(当時29)=浜松市=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄や逮捕監禁、営利略取の罪などに問われた名古屋市天白区原1丁目、無職鈴木充被告(43)に対し、静岡地裁浜松支部(山田直之裁判長)は15日、「若い女性を標的にした無差別的犯行で社会に与えた不安感などの悪影響は極めて大きい」として懲役7年(求刑懲役10年)の判決を言い渡した。

 事件では住所不定、無職伊藤基樹被告(28)も内山さんへの逮捕監禁、営利略取の罪で起訴され、昨年12月に懲役4年の判決を受けて確定した。拉致の指示役とみられ、事件発覚後に自殺した男(当時39)は殺人容疑などで書類送検されたが、容疑者死亡で不起訴となった。

 判決によると、鈴木被告は5月26日夕、伊藤被告と男と共謀し、浜松市の駐車場で内山さんを車ごと拉致して監禁。翌27日、男と一緒に内山さんの遺体を藤枝市内の山中に埋めた。