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 加工食品などのオーナーを募って多額の現金を集め、昨年9月に破産した通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京)をめぐり、警視庁は15日、長野県飯田市のグループ会社「かぶちゃん農園」の事務所を出資法違反(預かり金の禁止)の疑いで家宅捜索した。同庁は6日、同容疑でケフィア事業振興会の本社も捜索している。かぶちゃん農園は、ケフィアが扱う商品を生産しており、昨年10月に破産していた。

 捜索容疑は昨年2~6月、元本保証をうたい「サポーター」名目で東京、神奈川、埼玉の60~80代の女性4人から計約310万円を預かったというもの。

 ケフィアグループ計28社と元代表の親子は昨年9~12月に破産。負債総額は少なくとものべ約1245億円、債権者は約3万7千人にのぼる。ケフィアグループ元代表の長男でかぶちゃん農園元代表(51)は13日、東京都内の自宅で死亡しているのがみつかった。同庁は自殺とみている。

 事務所には午前8時20分ごろ、捜査員約15人が入った。トラックから捜査員が段ボール数十箱などを事務所内へ次々と運び込んだ。