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 おもちゃのスポンジ入りカプセルが幼児の膣(ちつ)から体内に入る事故が起き、消費者庁は15日、保護者の目の届く範囲で遊ばせたり子どもの手の届かないところに保管したりするよう、注意を呼びかけた。

 カプセルは長さ約2センチ。水や湯につけると溶けて、中のスポンジが5倍以上にふくらみ、動物や恐竜などの形になる。100円ショップや通信販売で売られており、消費者庁などが対象年齢3歳以上の11商品を調べたところ、2008年以降で累計500万個以上が出荷されている。

 4歳の女児が入浴中に遊んでいたところ、保護者が気付かないうちに膣内に入ってしまう事故が起きた。出血やただれなどの症状が出たが、複数の病院を回っても原因がわからず、約5カ月後に全身麻酔の手術で摘出したという。

 消費者庁が把握する事故は1件だが、同様のケースのほか、幼児が誤って口に入れたり、高齢者が薬と間違えたりしてのむおそれもあるとしている。同庁は「カプセルやスポンジがなくなっていないか確認を」と呼びかけている。