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 見た目と表面の硬さは板張りのようだが、転んでも衝撃を吸収できる――。そんな畳を埼玉県八潮市の大山畳店が開発し、特許を取った。車いすの使用が可能となり、転倒によるけが防止にもつながることから、同市は「高齢化社会に対応した優れた商品」として、「八潮ブランド」に認定した。

 大山畳店は、代表の大山勝さん(62)が1980年に創業。当初は順調に客が増えたが、バブルが崩壊し注文が減った。さらに生活様式の洋風化が進み、住宅の床はフローリングが主体となり、畳そのものの需要が減り続けている。

 今の時代に合った畳を作れないかとアイデアを練ったのが妻の恵美子さん(59)。いぐさで作る畳表を板張り模様のビニール系床材に替え、さらに裏に板材をはさんで、車いすでも沈みこまない硬度を確保した。芯材にあたる畳床が衝撃を吸収するので、転倒した時に骨折するリスクは、板敷きに比べて格段に低くなるという。

 「硬さ」と「柔らかさ」。相反する機能をどう両立するか。勝さんと長男の勝也さん(30)とともに試作を繰り返し、2014年に特許を取得、翌年に「リフォーム畳(R)」として商品化した。価格は縁なしで1枚3万3千円から(縁付きは2万8千円から)。一般的な畳に比べて2倍ほどの価格だ。

 畳は住宅によって微妙にサイズ…

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