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 戦犯となった日本人の特赦を決断したフィリピンのキリノ元大統領の家族をかたどった人形像が今月下旬、戦犯の収監施設のあったモンテンルパ市立博物館に贈られる。大統領に赦免の嘆願を続けた画家、加納莞蕾(かんらい1904~77)の作品を所蔵する加納美術館(島根県安来市)を運営する加納美術振興財団が制作した。

 キリノ氏は日本兵に妻と3人の子どもを殺されたが、平和のためには憎しみの連鎖を断ち切り、「赦(ゆる)し難きを赦す」という考えが必要だと説いた莞蕾に心を動かされたという。

 この話に感銘を受けた鳥取県米子市の人形作家、安部朱美さん(69)が2016年に、犠牲になった妻と3児を天使の姿で像に作り上げた。莞蕾とキリノ大統領の友好をたたえる記念碑が同美術館で完成したときに披露され、それを見たキリノ氏の子孫らが感動したため、莞蕾の四女で名誉館長の佳世子さん(74)が、もう1体を安部さんに発注。安部さんが約4カ月かけて作り上げた。

 石粉粘土や和紙で作られた像は…

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