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 将棋の聖地づくりを進めている天童商工会議所が、山形県金山町特産の金山杉を使い、4人前のそばがのる巨大な「駒の板」を作った。駒の名や詰将棋など16種類ある文字・図柄のどれが出るかは、食べ進めてからのお楽しみ。「将棋板そば」(税込み3千円)のメニュー名で、天童市鎌田本町1丁目のそば店「水車生そば」が提供を始めた。

 板は、底辺が約45センチ、高さが約60センチ。金山町の製材会社「たくみまさの」が、木目がまっすぐな板を貼り合わせ、駒の角度を忠実に再現した。字は、「はね」「はらい」まで丁寧に表現しようとレーザーを使用。天童市の「三和油脂」が米ぬかで作った無臭で安全なワックスを塗った。

 これまでも内外装のデザインに将棋駒を使ってきた水車生そば店主の矢萩長兵衛さんは「天童の将棋を売り込む一助となれるのがうれしい。お客さんも食べたら字が出てくるのを楽しんでもらえれば」と話した。

 同商議所は今年度、駒の産地らしいPRを図る「コマノミクス」を実施。マス目が少ないお手軽な「66将棋」などを開発してきた。(上月英興)