拡大する写真・図版 2階にある府県境の目印。写真右が奈良側で、左が京都側=2019年2月25日、京都府・奈良県境のイオンモール高の原、照井琢見撮影

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 奈良市の近鉄高の原駅を出ると、目の前には商業施設「イオンモール高の原」。店内には奈良県と京都府の境が走る。施設のいたるところに府県境がわかる目印があるらしい。そんな施設ならではの特徴を担当者に聞いた。

 駅からエスカレーターをのぼって入り、2階の通路を歩いていくと、床に線が描かれていた。手前には大仏や鹿、「NARA」の文字などをあしらった帯、奥には京都タワーや伏見稲荷の鳥居、「KYOTO」の文字などをあしらった帯がある。

 府県境だ。「お子さんがまたいで遊んだり、行ったり来たりする姿を見かけます」。同施設の営業マネージャーの中野晃さん(32)はそう話す。府県境の目印は各階にある。

 店内で配られているフロアガイドにも府県境が記されている。平城京があった奈良側には「平城コート」、平安京があった京都側には「平安コート」という催事スペースがある。

 モール全体の所在地は「京都府木津川市相楽台1丁目」で、店舗に電話する際の注意書きには「必ず市外局番(0774)を付けておかけください」。

 府県境の印は店内だけでなく、駐車場にも。1階には白い点線、5階や屋上、屋外には黄色い点線が走る。柱に「奈良県」「京都府」という標識がいくつもある。中野さんは「駐車場のなかで事故などが起きた際、京都府警と奈良県警、どちらの管轄で起きたかがわかり、スムーズに対応できます」と教えてくれた。

 他にも府県境ならではの特徴がある。奈良側か京都側かで店から出すゴミの集積場も違う。では、境界上の店舗は? 「面積で判断します。京都側の方が大きければ京都側の集積場を使います」と中野さん。

■もはや当た…

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