偽造在留カードを所持していたとして、愛知県警が18日、大阪市内に住む中国人の男を出入国管理法違反の疑いで現行犯逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かった。男の自宅からは、偽造前の白無地のカードが大量にみつかり、県警は背後に組織的な密売ネットワークがあったとみて全容解明を進める。
在留カードは2012年、外国人登録証明書に代わって導入された。3カ月を超えて国内に滞在する外国人の在留資格や在留期間を証明するもので、就労の可否も記されている。法務省は外国人を雇用する際、不法就労でないかを在留カードで確認するよう求めている。
捜査関係者によると、男は2月18日、大阪市内で偽造の在留カードを数十枚所持した疑いがある。
県警が男の自宅を捜索したところ、白無地のカードのほか、カードを作るためとみられるプリンターなどもみつかった。自宅が在留カードの偽造拠点だったとみている。昨夏以降、県警が偽造在留カードを売買するブローカーのベトナム人の男らを逮捕して入手先などを調べる中で、中国人の男の存在が浮上した。
偽造カードの拠点は従来、中国…
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朝日新聞社会部