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 埼玉県戸田市は3月1日から、市のホームページ(HP)上でAI(人工知能)を使った24時間対応の総合案内を始める。市の担当者は「導入を決めた自治体はあるが、実際に本格運用するのは全国でも例がないのでは」としている。

 AI総合案内サービスはパソコンやスマートフォンなどから市のHPにアクセスし、専用のバナーを押すと対話(チャットポット)が始まる。聞きたいことを文字で打ち込んだり、音声認識機能で入力したりするとAIが答える会話形式で進み、必要なHPのページに誘導する。

 答えるのは「質疑応答」をもじった「しつぎおとうふくん」という豆腐のキャラクター。会話中に様々な表情を見せ、うまく案内できないとだんだん溶けていくという仕掛けもある。

 現在、子育てや引っ越しの手続き、ゴミの出し方など34分野にわたり、約1500の案内ができるようになった。4月の本格稼働を目指し、3月は試用期間とはなるが、本格稼働と同様の運用になっていて、転入や転出の多い時期に間に合った。初期費用も含め、初年度予算は約320万円。

 市情報政策統計課の大山水帆課長は「満足度はかなり高くなってきた。AIなので、どんどん使ってもらえれば学習して使い勝手が良くなる」と話している。

 坂戸市も9月から同様のサービスを始める予定。(堤恭太)