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 もっと子どもがほしいが、お金が心配――。理想の子どもの数を諦める理由に「子育てや教育にお金がかかりすぎる」と考える人が多いことが、山形県のアンケートで明らかになった。県は「経済的負担の軽減や子育て環境づくり、仕事と育児の両立などへの支援が重要と受け止めている」として、今年度内に策定する2020年度以降の「子育て応援プラン」の基礎資料にするという。

 県は、防災、仕事、健康など毎年テーマを変えて、県民にアンケートをしている。18年度は8月下旬~9月上旬、無作為に選んだ18歳以上の男女2500人に郵送で実施し、1415人の回答を得た。

 アンケートで、理想の子どもの人数を聞いたところ、「3人」が45%、「2人」が39%、「1人」が4%。その一方で、実際に持つつもりの人数は「2人」が40%、「3人」が20%、「0人」が17%、「1人」が13%だった。

 理想の人数より少なく答えた人は全体の43%。複数回答で理由を聞くと「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が3割超で最も多かった。「高年齢で産むのはいやだから」「ほしいけれどもできない」といった回答もあった。

 育児しやすい環境づくりに必要な取り組みについては、複数回答で約半数が「保育料・教育費など経済的負担の軽減」と答えた。また、約4割が「扶養手当・児童手当などの拡充」と回答。「子育てに理解のある職場づくり」「延長保育など多様な保育の充実」を求める声も2割を超えていた。(青山絵美)