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 宮崎県日南市南郷町に、プロ野球西武の選手や監督たちがこよなく愛する居酒屋がある。西武がこの地でキャンプを始めて20年あまり(春季キャンプは2004年から)。「なにか変わったものを」と店主が考案した野菜たっぷりのカレー鍋が、練習で疲れた選手やファンの心をつかんでいる。

 JR南郷駅から歩いてすぐの場所にその店はある。居酒屋「とり金」。のれんをくぐると、かつて西武に在籍した松坂大輔(中日)や現在指揮を執る辻発彦監督らのサイン色紙や写真、ユニホームが壁一面に飾られている。

 「長く、楽しくやってきた。いい思い出ばかりです」と店主の田中領三さん(72)。勤めていた木材店を辞め、創業したのは1977年。「営業は合わない。飲み屋が一番いい」と31歳のときに立ち上げたが、当初は客足が伸びず、悩んでいた。

 「よそにない、なにか変わった…

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