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 元宝塚星組トップスター北翔海莉さんの母親が、約4900万円を脱税したとして、東京国税局から所得税法違反容疑で千葉地検に告発されたことがわかった。運営していた北翔さんのファンクラブの収益について、所得申告していなかったという。

 告発されたのは、北翔さんの母で、ファンクラブを運営する会社の吉野博子代表(67)=千葉県松戸市。関係者によると、ファンクラブの運営で、DVDや写真集の売り上げのほか、食事会などのイベントを開催して収益があったのに、2016年に約1億2100万円の所得を申告せず、脱税した疑いがある。

 吉野代表の弁護士は朝日新聞の取材にコメントを出し、強制調査(査察)後に期限後申告したことを認めたうえで「ファンクラブとしてプールしている資金を申告しなければならないという認識がなかった。税務に無知だった」「(吉野代表は北翔さんに)資金に関する事実関係を知らせず、一切タッチさせていなかった」と答えた。

 弁護士によると、ファンクラブの会員数は約1700人。16年6月に株式会社「KAIRIスピリッツ」を設立し、吉野代表が代表取締役に就いている。北翔さんは同年11月に宝塚を退団した。(花野雄太)