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 防府天満宮(山口県防府市)の創建などを描いた鎌倉時代の「松崎天神縁起絵巻」の価値に改めて光を当てる取り組みが、天満宮の宮司や研究者らを中心に進んでいる。各地にある天満宮や天神社の歴史を伝える「在地縁起(ご当地縁起)」の先駆けとして注目されている。

 絵巻は1311年に完成し、全6巻が国の重要文化財に指定されている。1~5巻は北野天満宮(京都市)にある「北野天神縁起絵巻」(承久本、全9巻)をもとに、菅原道真の生涯や北野天満宮の創建の経緯を説明。第6巻では、男衆によって社殿が造られる様子や社殿の前で祈る人びとなど、防府天満宮が完成するまでの独自の内容を描いている。

 絵巻に詳しい北海道大の鈴木幸人准教授(日本美術史)によると、各地の天満宮や天神社で、それぞれの神社の由来を描いた「縁起絵巻」は全国に約80あるという。北野天満宮の絵巻を基本に、その地域独自の話が付け加えられることを「在地縁起」と呼ぶ。

 絵巻は民衆に見せて道真を神格…

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