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 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)の自殺をめぐり、19日の大津地裁判決は、元同級生2人によるいじめが自殺の原因として賠償を命じた。息子の突然の死から7年半。ようやく示された司法判断に、男子生徒の両親は涙をぬぐった。

 「ここまでの判決がもらえるとは思わなかった。息子はここまでよく頑張ってくれた」。閉廷後、報道陣に囲まれた男子生徒の父親(53)は声を詰まらせた。

 男子生徒が自殺した2011年。市教育委員会はいじめと自殺の因果関係を「不明」として調査を終えた。「息子はなぜ死んだのか」「息子の名誉を回復したい」と両親は訴訟に踏み切った。

 心優しくてひょうきんな性格だったこと。亡くなる2日前にも卓球の試合があり、「今日がんばったんやでー」と得意げに話してくれたこと――。父親は訴訟の意見陳述で、我が子との思い出を振り返り、「いじめをなくすためには、いじめに対して司法が毅然(きぜん)とした態度を示すことも大切だ」と訴えた。

 両親はいじめ被害を受けて子どもを亡くした各地の遺族とも交流。我が子のためだけの裁判ではなく、いじめから子どもたちの命を救う裁判にしたいという思いを強めた。

 判決後、大津市で開いた記者会見。父親は「いじめ被害を苦に自ら命を絶つ子どもを一人でもなくしてほしい。学校に行けなくなる子どもをなくしてほしい」と語った。それは自分の言葉ではなく、男子生徒が自分に託した最後のメッセージだと感じている。

 一方、賠償を命じられた元同級…

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