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 JR各社は3月のダイヤ改定を機に、北海道や九州、東北新幹線などで車内販売を中止したり、販売品目を絞り込んだりする。エキナカ店舗やコンビニエンスストアの充実によって売り上げが減少していることに加え、人手不足で販売員の確保が難しくなっているためという。

 全国の新幹線のうち、北海道(新青森―新函館北斗)、九州(博多―鹿児島中央)、秋田(盛岡―秋田)の各新幹線と、東北(東京―新青森)を走る「やまびこ」は、3月15日を最後に車内販売を終了する。東北の「はやぶさ」「はやて」や同区間を走る「こまち」「つばさ」などでは弁当や土産物の取り扱いをやめ、飲み物や菓子に絞る。東海道(東京―新大阪)、山陽(新大阪―博多)、北陸(東京―金沢)の各新幹線はこれまで通りのサービスを続ける。

 在来線特急では、JR北海道の「スーパー北斗」、JR東日本の「踊り子」「日光」、JR四国の「しおかぜ」などで車内販売を取りやめる。JR東の「あずさ」「ひたち」などでは販売品目を絞り込む。

 JR各社によると、車内販売の売り上げは2000年前後がピークで、現在はその半分以下に落ち込んでいるという。(細沢礼輝)