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 弥生時代中期中ごろ(紀元前100年ごろ)の石製すずりの未製品などが、福岡・佐賀両県の三つの遺跡で出土していたことがわかった。柳田康雄・国学院大客員教授(考古学)が19日、明らかにした。これまでの確認例を100年以上さかのぼり、国内最古という。製作時の工具も判明し、倭(わ)人が自らすずりを作り広範囲で文字を使っていた可能性が高まった。

 出土品を検討した柳田さんによると、「魏志倭人伝」記載の「伊都(いと)国」域の潤地頭給(うるうじとうきゅう)遺跡(福岡県糸島市)と「末盧(まつろ)国」域の中原遺跡(佐賀県唐津市)で、すずりの未製品や石鋸(いしのこ)と呼ばれる工具を確認。東小田峯(ひがしおだみね)遺跡(福岡県筑前町)では、中期後半(前1世紀後半)の、墨をすりつぶす研石(けんせき)の未製品を見つけた。

 すずりは長さ19センチ余りのものや4センチのものも。わずかにすそ広がりで表は磨かれ、裏側は剝離(はくり)の跡があった。いずれも使途不明品や別の道具と思われていた。

 柳田さんは「工房があった可能…

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