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 河野太郎外相は19日の記者会見で、南米ベネズエラの暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長について「我が国としてグアイド暫定大統領を明確に支持する」と表明した。日本政府はこれまでマドゥロ政権について「昨年5月の大統領選の正統性に対する国際社会の疑念に答えていない」としつつも、どちらを支持するか明らかにしていなかった。

 河野氏は会見で、グアイド氏について「大統領選を行うための暫定大統領として宣誓を行っている」と指摘。その上で、「我が国としては民主主義の回復の観点から大統領選の早期実施を求めてきたが、残念ながら現時点で大統領選が実施されていない」とし、グアイド氏の支持を表明。「自由で公正な大統領選が早期に実施されることを改めて求めていきたい」と強調した。

 ベネズエラでは、独裁色を強めるマドゥロ大統領への反発が広がる。米国などがグアイド氏を暫定大統領と認める一方、中国やロシアはマドゥロ政権を支持し、国際社会でも対立が深まっている。(清宮涼