仏シャネルや伊フェンディを手がけ、「モードの帝王」と呼ばれたファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドさんが19日、死去した。85歳だった。仏メディアが一斉に報じた。

 ドイツのハンブルク出身。パリに移ってファッションを学んだ。83年から担ったシャネルでは、創始者以来の伝統的なモチーフを用いながら、ストリート感覚を取り入れるなど現代的に洗練させて注目を集め続けた。

 自身のブランドのデザイナーも長く兼任。日本ではシャネルのバッグなどを愛好する女性たちが「シャネラー」と呼ばれた。00年代初めに40キロ以上のダイエットに成功し、話題になった。今年1月のパリ・オートクチュールコレクションでは、疲労を理由に姿を見せなかった。