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 20日午前6時40分ごろ、広島市中区銀山町(かなやまちょう)の住宅で「トイレの前で夫が血を吐いて倒れている」と女性から119番通報があった。警察官らが駆けつけたところ、住人の男性(86)が1階の廊下で首から血を流して倒れており、まもなく死亡が確認された。凶器は見つかっていないが、首に刃物でできたような傷があり、広島県警は殺人事件の可能性があるとして捜査している。

 県警などによると、男性は妻と2人暮らし。近隣の住民によると、現場の住宅は、修学旅行生も使っていた元旅館。現場はJR広島駅から南西に約1キロの繁華街。

 近くのお好み焼き店の店長(68)は「男性は何度か注文に来てくれた。会話はあまりなかったが、あいさつも身なりもきちっとしていて、実直そうな人。こんなことになって驚いている」と話していた。