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 山梨県内を主な舞台に、女子高校生のアウトドア体験を描いたテレビアニメ「ゆるキャン△」が地域に与えた影響について、山梨大学と山梨中銀経営コンサルティングが調査結果をまとめた。経済効果は県内で開催された主な関連イベントだけで8千万円を超えると推計している。

 「ゆるキャン△」は雑誌「まんがタイムきららフォワード」で連載中の漫画。アニメは昨年1~3月に「TOKYO MX」など、同4月以降は山梨放送(YBS)で放映され、続編や映画の公開も予定される。放送を機に、本栖湖や四尾連湖(しびれこ)周辺など作品に登場した場所をファンが訪れる「聖地巡礼」が活発になっている。

 調査は、山梨大の田中敦教授(観光学)らが昨年10~今年1月、県内の関連イベントに参加したファンや、地域の受け皿づくりを進める五条ケ丘活性化推進協議会(身延町)、県など関係者への聞き取りを中心に実施した。

 その結果、昨年4月~今年1月に開催されたスタンプラリーや音楽祭など五つの関連行事に約6230人が参加。参加費のほか県内業者が企画した地域限定グッズ、お土産などの消費額は計8582万円に上ると推計された。中でも昨年11月にあった音楽祭参加者の県内消費額は1人あたり2万5152円と、県内の平均観光消費額(1万2851円)の約2倍に上った。ファン心理として「好きな作品のモデル地でお金を使いたい」という気持ちが働くためという。

 この音楽祭で来場者に「作品を…

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