[PR]

 賃貸住宅大手の大東建託は20日、首都圏在住者に聞いた「街の住みここちランキング」を初めてまとめて発表した。1位は広尾(東京)で、交通アクセスや治安の良さなどが評価された。実際に住んでいる人の満足度を聞いたのが特徴で、よくある「住みたい街」のランキングとは異なる結果が出た。

 昨年10月と12月にネットで6万1319人から回答を得た。「都心へのアクセスの良さ」「治安の良さ」など全55項目の設問の回答を点数化し、1098駅について平均値を集計した。

 2位は市ケ谷(東京)で、周囲に千鳥ケ淵があるなど街のイメージや静かさが評価された。3位の北山田(神奈川)は、東急線日吉駅までのアクセスが良い点などが理由に挙げられたという。

 一方、「住みたい街」で名が挙がることが多い、吉祥寺(東京)や横浜(神奈川)はトップ10に入らなかった。大東建託賃貸未来研究所の宗(そう)健所長は「住みたい街と住み心地には相関関係があまりなかった」とみる。

 同社は対象地域を広げるなどして、今後も調査を続ける予定。「どこに建てると住み心地がいいのかが定量的に出てきた。関係部署と相談して、事業戦略や商品戦略にも生かしていきたい」(宗氏)という。(北見英城)

街の住みここちランキング2019(首都圏版)

1 広尾(東京)

2 市ケ谷(東京)

3 北山田(神奈川)

4 南阿佐ケ谷(東京)

5 柏の葉キャンパス(千葉)

6 恵比寿(東京)

7 江田(神奈川)

8 築地(東京)

9 都立大学(東京)

10 後楽園(東京)

〈大東建託調べ。築地と後楽園は近接する駅の評価を含む〉