遠い保育園でも預けるのは駅前 負担軽減に施設建設へ

西堀岳路
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 広い市内に分散する保育園に子どもを預けるために遠距離を送迎している保護者の負担を減らそうと、埼玉県川越市は、乳幼児をまとめて預かり、一時保育しながら各保育園行きのバスへ乗せていく施設「送迎保育ステーション」をつくる。新年度予算案へ用地取得費と建設工事費、計8億4144万円を計上した。

 場所は西武新宿線川越駅前。約570平方メートルの土地に、5階建てで延べ床面積約1820平方メートルを建てる計画で、2021年度内の完成をめざす。昼間、各保育施設で過ごした子どもたちは、夕方~夜に再びバスでステーションへ戻ってくる。東武東上線川越市駅にも近く、保護者が通勤途中で預けたり、引き取ったりしやすくなる。

 市はステーションに、子育て相談や産前・産後の相談などを受ける窓口や、同世代の親子が交流できる場も設けたいとしている。今後、送迎対象の保育施設や子どもの年齢、バスの運行者などを決めていく。(西堀岳路)