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 韓国警察当局などによれば、大韓航空のナッツの出し方に怒って搭乗機を引き返させた趙顕娥(チョヒョナ)・元副社長の夫が19日、趙氏から暴行を受けたとして、ソウル市江南(カンナム)区の水西(スソ)警察署に、趙氏を傷害や児童福祉法違反などの疑いで告訴した。証拠となる写真や映像も同署に提出したという。

 告訴状によれば、趙氏は腹を立てた際に大声を上げたり、夫の首を絞めたりしたという。投げつけられたタブレットで足の指にけがをしたとも訴えている。

 夫は告訴状で、趙氏が双子の子どもに虐待を加えたとも主張している。「ご飯を早く食べないから」という理由で箸を投げつけたり、「寝つかない」という理由で暴言を浴びせたりしたという。

 趙氏をめぐっては、仁川地検が今月1日、母親と共謀して2012年1月から6年余りの間に、大韓航空の旅客機で約1億2700万ウォン(約1250万円)相当のカバンなどを密輸入したとして、関税法違反の罪で在宅起訴している。(ソウル=牧野愛博)