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 大リーグ、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだイチロー外野手(45)が、16日からアリゾナ州ピオリアでキャンプ生活を過ごしています。昨年までとの違いは、契約形態と、「Non Roster Invite(招待選手)」という肩書で大リーグのキャンプに参加していることです。日本のプロ野球とは違う、大リーグ独特の仕組みはどういう考えで生まれてきたのでしょうか。元プロ野球選手で、ロサンゼルス・ドジャースでスカウトを務めるなど、大リーグに精通しているアリゾナ・ダイヤモンドバックス顧問の小島圭市さん(50)に聞きました。

 ――2月1日からキャンプインした日本から遅れること約2週間。大リーグでは野手も合流し、本格的に各地でキャンプが始まりました。なぜこんなに遅いのでしょうか。

 「大リーグでは、キャンプやオープン戦はあくまでも調整という考えです。むしろ『なぜ2カ月前からやらないといけないんだ』という意見があるぐらいです。それに食費などの諸経費を抜いて、基本的に給与はシーズン中のみ、支払われています。プレーオフに出場しない球団であれば、開幕から9月末までの期間です。原則お金は支払われないのですから、キャンプは短くして、すぐにオープン戦でいいという考えがあります」

 「もう一つは、球団運営の観点です。大リーグのキャンプは60人前後の選手が参加します。監督やコーチ、スタッフなどは、選手の倍くらい参加するチームもあります。1日の食費や宿泊費は結構な額になり、日本円で100万円以上かかるところも珍しくありません。2週間超で数千万円という金額になれば、経営を圧迫しかねない。経営者としては、敬遠したい理由になるでしょう」

 ――そのキャンプでは、イチロー選手の動向に注目が集まっています。マイナー契約ということですが、日本でいう「2軍」とはどこが違うのでしょうか。

 「大リーグ球団と、大リーグ球…

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