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 20日午後4時35分ごろ、「新幹線車内でハサミを持った男がいる」と110番通報があった。ハサミで車内の壁に穴をあけたとして、男は車内で警備員に器物損壊容疑で現行犯逮捕され、神奈川県小田原市のJR小田原駅で県警小田原署員に引き渡された。容疑を認めているという。

 署によると、逮捕されたのは自称・名古屋市南区の無職の男(56)。名古屋発東京行き東海道新幹線こだま660号の5両目に乗車し、横3席の列の先頭にいた。乗務中の警備員(39)が午後4時25分ごろ、男のそばの壁に10個弱の穴があいているのに気づいて問いただしたところ、男がハサミで穴をあけたと認めたため、取り押さえた。けが人はいないという。

 ハサミは刃渡りが約6センチ。男がハサミを持ったまま車内を歩いていたという情報もあるという。

 JR東海は、昨年6月に発生した東海道新幹線で乗客3人が刃物で殺傷された事件以降、車内警備を強化していた。(村野英一)