日産自動車と仏ルノーの間には一握りの幹部のみが知る門外不出の掟(おきて)がある。
全文30ページ弱の英文の書類で、「RAMA(ラマ)」と呼ばれる両社の合意文書だ。
RAMAはRestated Alliance Master Agreement(改定アライアンス基本契約)の略。日産の首脳人事や取締役の数などを規定する重要な協定で、いわば統治のルールを定めた「条約」だ。にもかかわらず、ごく限られた者しか目にすることができない。
ルノーが文書の概要を公にしているだけで、日産の公表資料からは文書の存在も確認できない。日産の元副社長でさえ、「見たことがない。重要な文書だけど、取締役会にも明らかにされていない」と話す。
ルノーの公表資料によると、両…
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朝日新聞国際報道部