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 自衛隊の軽装甲機動車(LAV)を開発・製造している建機大手のコマツ(本社・東京)が防衛省に「現状では開発コストに見合う利益が見込めない」として、LAVの新型モデルの開発を見合わせる方針を伝えていたことがわかった。防衛省は今年度、新型モデル約10両の契約を同社と結ぶ方針だったが、契約の内容や相手方を再検討する。

 LAVは4人乗りで移動・巡回用の車両。2002年度に配備が始まり、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)などで使ってきた。1両3千万~4千万円程度。

 コマツは16年度まで計約2千台を納入し、生産を終えている。新型モデルでは、エンジンの排ガス削減やフロントガラスの視認性向上を求められていた。

 同社は、他の車両や弾薬類の防衛省への納入は続けるという。(古城博隆)