[PR]

 長崎市の小学生のアイデアから、新しいごみ袋が生まれた。その名も「長崎ごみぶくろ」。校内外での清掃やボランティア活動に使うことを想定したもので、コンテストでの児童の提案を実現させた。

 もとになったのは、長崎大学教育学部付属小の堀内陽花(はるか)さん(4年)の発表。市がまちづくりのアイデアを小学生から募集したコンテストで、カラフルなイラストとともに、「わたしは、長崎をもっといい町にするために『長崎ごみぶくろ』を作るとよいと思います」と提案。2017年度の「まちづくり賞」の一つに選ばれた。

 新しいごみ袋は、子どもでも使いやすいようにと、大きさを市指定ごみ袋の一番小さいものと同じサイズにした。表には「ボランティア清掃用ごみ袋」、裏には同校の山口鼓タ朗(こたろう)君(4年)が描いたイラストがプリントされている。これから、市立の小中学校に2万枚を配る予定という。

 21日には県庁で、考案した子どもたちに初めて披露された。堀内さんや山口君ら同校の4年生95人が集まり、自分たちのアイデアが形になったごみ袋を手にして、目を輝かせた。

 堀内さんは家の近くでごみ拾いをしている人を見て手伝いたいと思ったものの恥ずかしくて声をかけられず、「自分でごみ拾いをしよう」と考えたことから案を思いついたという。完成したごみ袋を見た堀内さんは「最初は『空想』だったけれど、実現してうれしい。長崎の人と外国人が仲良くなりながらごみ拾いができたらいいなと思いました」と笑顔で話した。(田部愛)