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 性同一性障害の当事者である尼僧が住職不在状態だった寺を譲り受け、誰にも言えない性別に関する悩みを受けとめる「性善寺(しょうぜんじ)」(大阪府守口市)に改装した。いわば性的少数者のための「駆け込み寺」だ。24日、新住職就任の法要「晋山式(しんさんしき)」を行った。

 新たに住職となった柴谷宗叔(しばたにそうしゅく)さん(64)は元新聞記者。阪神大震災を経験して自らを見つめ直し、2005年に会社を退職して出家。5年後の56歳で受けた性別適合手術で解放されたという。「記者時代は己を偽り、つらかった。今は理解も進んだが、周囲に打ち明けるには相当な勇気がいることにかわりない」

 今までは主にインターネットで相談を受けてきた。当初は実家の倉庫の改装で寺の建立を目指したが、住職が病に倒れた寺が新住職を探していることを昨夏知り、譲り受けることに。

 宗教法人名は先代のままの「大徳山浄峰寺」。「性善寺」は通称だ。「誰でも仏になれる素質を持つ」との思いをこめた。「性の問題は人と違うと自分を責めがち。悩む人に、それは悪ではないと教え導く場でありたい」

 毎月第4日曜の縁日には飛び込…

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