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 今年春に入学する東京都立高校の一般入試が22日、185校で一斉にあった。都教育委員会によると、全日制は募集定員3万1517人に対し、4万1690人が受験。倍率は1・32倍となり、前年を0・04ポイント下回って2006年度以来の低い水準だった。私立や広域通信制の高校が人気となっている影響とみられる。合格発表は3月1日。

 日比谷高校(千代田区)では、午前7時半ごろから受験生が次々と訪れ、門近くで待ち受けた進学塾の講師らに励まされ、会場に入っていった。

 都立高全体の倍率は低下傾向にあるが、日比谷は人気を保ち、受験倍率は男子が普通科で2番目に高い1・94倍、女子は1・84倍だった。娘を見送った40代の父親は「大学もある私立中高一貫校に通っているが、本人が強くこの高校に入りたいというので来た。頑張ってほしい」と話した。

 立川高校(立川市)では午前7時半ごろから受験生が集まり始めた。顔見知りの塾関係者の元へ駆け寄り、「頑張れよ」と最後の励ましを受けて正門をくぐる受験生もいた。50代の母親は「中高一貫校にいるが、娘がここを受験することを決めた。無事合格して、仲間と切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」と話した。