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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した22日、宇都宮市立陽光小学校で手作りの「号外」が配られた。小型ロボットで同機の「着陸」を制御するプログラミングの体験学習授業を13日に受けたばかりの6年生たちが、興奮した表情で偉業達成を喜んだ。

 理科教育が専門の大塚雅之校長(59)は昨春の着任以来、折に触れて同機の動向を伝える「はやぶさ2信(つうしん)」を校長室前に張り出してきた。22日朝の朗報を受け、「着陸、成功!!」と題した号外を作成。JAXAが公表した、21日以降の同機の時刻と高度のグラフも添えた。

 昼休みに号外が配られると、6年生の教室では「えっ! 成功したの?」「すごいね」などと歓声が上がった。篠崎乃彩さん(12)は「見えない場所の宇宙船を自動で操って着陸を成功させちゃうなんてすごい。宇宙の研究にあこがれます。無事に帰って来るのが楽しみです」と話した。

 大塚校長は小学生の時にアポロ11号の月面着陸をテレビで見て、科学の世界に魅せられたという。「ただ知識として教わるのではなく、歴史的な瞬間を一緒に体験することは子どもたちの宝になる。どきどきしながらニュースを見て成長してほしいです」と語った。(古沢範英)