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時紀行

 大阪・北新地は、東京・銀座と双璧のネオン街。シンガー・ソングライターのBOROさんの名曲「大阪で生まれた女」は、この虚栄と欲望の街でつくられた。

 大阪で生まれた女やさかい、東京へはようついていかん言うてたけど、あの人を追いかけてた。

 池袋の小さな部屋に住んでた、あの人には夢があったから、がんばらなあかん思うたのに、私ひとり、大阪へ帰ってきた。別の人を好きになって、子どももできた。でも、あの人がくれた思い出には、ありがとう言うてんのや。

 こんな私の問わず語りを、42年前に歌にしてくれたのが、シンガー・ソングライターのBOROちゃん(64)や。そのころ大阪の北新地でギターの弾き語りをやっとった。まだカラオケがない時代やったから、クラブやスナックで、お客さんの歌の伴奏するんや。サービス精神の塊やから超売れっ子で、店を8軒かけもちして、「エイトマンや」言うてたね。

 ある店で、「いま風の大阪の歌がない」て嘆いてはるお客さんがおったから、「僕がつくる」言うて、「大阪で生まれた女」ができた。ほんまは歌詞が18番まであって、全部歌うと34分かかるんや。

 そう、主人公の私は架空の女。そやけど、大阪の高校出てから、東京で働きながら必死に音楽の勉強してたBOROちゃんの、いろいろあった恋愛模様が入ってる。

 そしたら4年前、続編が出たん…

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