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 日本臓器移植ネットワーク(移植ネット)は22日、山形県内で入院中の6歳未満の女児が、臓器移植法に基づく脳死と判定され、臓器提供の手続きに入ったと発表した。脳死と判定された6歳未満の子どもからの臓器提供は11例目となる。

 移植ネットによると、臓器提供は親族6人の総意。女児は1日に低酸素性脳症のため脳死とみられる状態となり、21日夕までに2回の脳死判定が終了した。

 心臓が国立循環器病研究センターで10歳未満の女児に、肺が岡山大病院で10歳未満の女児に、肝臓が国立成育医療研究センターで10代の男性に、膵臓(すいぞう)と腎臓の一つが藤田医科大病院で50代の男性に同時に、もう一つの腎臓が東京都立小児総合医療センターで10歳未満の男児に移植される予定。

 脳死判定された女児の両親は移植ネットを通じて、「明るく、元気で人懐っこい娘で、私たちにとっては太陽のように輝き、無くてはならない存在でした。『娘がどこかで元気に生きていてくれるのなら…。その可能性を願ってもいいのなら』と、臓器提供という道を選択しました」などとするコメントを発表した。