兵庫)ルーツは戦後の「闇市」 変わりゆく神戸モトコー

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聞き手・山崎毅朗
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 神戸市のJR元町駅から神戸駅までの高架下に連なる「元町高架通商店街(モトコー)」。洋服店や古本屋が並び、東西1キロ以上にわたって延びるこの商店街のルーツは戦後の「闇市」にある。現在、JR西日本による高架橋の耐震補強工事が進み、商店は退去を求められている。神戸の戦後都市史を研究する村上しほりさん(32)に「港町・神戸」の盛衰を映し出すモトコーの変遷を聞いた。

――モトコーのルーツは戦後の闇市にあると?

 戦後間もない焼け野原の神戸では、戦災者が雨風を逃れて現在のJR三ノ宮駅から神戸駅までの高架下に集まりました。そうした人々向けに、高架下で食べ物を売る商人が登場したのが闇市のはじまりです。その後、半年余りでこの区間の線路南側にまで巨大な闇市が広がり、屋台が道を占拠する状態になりました。1946年に県令の「露店営業取締規則」が施行され、闇市営業者が路上から移動して、営業が許可された高架下に残ったため、三ノ宮駅から神戸駅までの高架下に商店街が広がるようになりました。これが現在のモトコーと三宮高架商店街(ピアザ神戸)です。

――その後、モトコーは順調に…

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