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 マグロ漁船「第五福竜丸」が太平洋・ビキニ環礁での水爆実験で被曝(ひばく)した事件から、3月1日で65年。この事件への関心が、全国の吹奏楽部の中高生に静かに広がっている。作曲家と強豪校の吹奏楽部顧問が10年前に作った曲がきっかけで、「忘れてはならない」との強い思いが、音楽を通して浸透している。

 静かな悲しい旋律から一転、恐怖をかき立てる曲調に。水爆が爆発し「死の灰」が降り注ぐシーンから、核兵器のない未来を祈る明るいエンディングへ連なる――。これが吹奏楽曲「ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~」だ。

 福岡市南区の市立福翔高校吹奏楽部は昨年11月、県高校総合文化祭(総文祭)でこの曲を演奏し、8月の全国総文祭出場を決めた。他校の演奏をかっこいいと思って選曲。事件を詳しくは知らなかったがインターネットで調べ、映画「第五福竜丸」を鑑賞し、水爆の恐ろしさを思い知った。

 部長の亀石名月(なつき)さん(17)は、こう思うようになった。「曲の場面ごとに情景が浮かび上がるように演奏して、水爆の怖さや第五福竜丸のように巻き込まれた人たちがいることを知ってもらいたい」

 「ラッキードラゴン」は、被曝…

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