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 昨年3月と今年1月に金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が列車で中国に入った際には、事前の情報の保秘が徹底された。今回は事前にロシアのタス通信が、外交筋の話として、正恩氏が平壌を出発したことを速報。中国共産党系の国際情報紙「環球時報」なども、これを引用する形で報じた。

 特別列車が国境の街、丹東に入る約1時間前には、道路が封鎖されるなどの厳戒態勢が敷かれた。中国側の鉄橋のたもとでは、歓迎するかのように打ち上げ花火が上がった。

 正恩氏が列車で訪中した過去2回の場合は、丹東駅で30分ほど歓迎の式典が開かれた。ただ、今回は10分に満たない停車時間だった。列車の編成はこれまでよりも長く、多くの荷物を積んでいるとみられる。(丹東=平井良和)