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 秋田市の県立美術館で開催中の特別展「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」の関連イベントで24日、落語家の桂歌助さん(56)が「東海道の旅と落語」と題して講演し、落語を披露した。約50人の観客は笑い声を上げながら、江戸時代の東海道の雰囲気を楽しんだ。

 江戸時代の旅装束で登場した歌助さんは、歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」をクイズを交えて解説、当時の服装や道具についても説明した。続く落語ではナマハゲや金足農高の話題も織り交ぜ、東海道五十三次の神奈川宿が舞台の「竹の水仙」を披露した。

 歌助さんは、昨年81歳で亡くなった桂歌丸さんの2番弟子。2001年に「宿場寄席」と題して東海道五十三次の全ての宿場で落語会を開いた。「東海道から遠い秋田でどれだけ興味を持ってもらえるか不安だったが、笑って頂けてよかった」と話した。(野城千穂)