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 長野県産材を使ったパーティション(衝立〈ついたて〉)の設計競技で、グランプリを受賞した作品を紹介する展示会が24日から、長野市のJR長野駅ビルで始まった。県産の木曽ヒノキやカラマツを材料に、そのデザインを競うもの。林野庁中部森林管理局(長野市)が初めて実施した。入選作4点が3月2日まで展示される。

 設計競技は、昨年7月に募集を始め、県内のほか、関東や九州、海外からも計51点の応募があった。高校生からデザイナーなど幅広い層から作品が寄せられたという。審査の結果、グランプリには、オフィス部門に作品を寄せた、一級建築士事務所代表の馬場英実さん(43)=東京都文京区=の作品「kagerou」が選ばれた。

 展示初日のこの日は、馬場さんと同管理局の宮沢俊輔局長が作品の前で除幕式をした。作品は、木曽ヒノキを使い、見る角度によって市松模様が浮かびあがるデザイン。馬場さんは「事務所で使われることを想定し、石材などの壁があるところでも木がなじむよう工夫した。組み立てている時にも、ヒノキの香りが心地よかった」と話した。(関根光夫)