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 宇奈月温泉地域で再生可能エネルギーの開発・利用に取り組む一般社団法人「でんき宇奈月」が先月、富山県黒部市宇奈月温泉で「地域内エコシステム構築事業」の報告会を開いた。理事の堺勇人・富山県立大地域協働支援室コーディネーターらが、温泉街の熱源として重油を木材に代替する可能性について述べた。

 この事業では、国産材の利用増を目指す林野庁の補助金を受け、一般社団法人日本森林技術協会(東京)が小規模な木質バイオマスエネルギー開発の可能性を2017年度から全国で調査している。でんき宇奈月は18年度、全国10カ所の調査地の一つとして選定された。

 報告会では、参加者から「山から伐採するのではなく、黒部川のダム排砂の時に出る流木を利用すればよいのでは」などの意見や、「射水市で稼働しているようなバイオマス発電所はできないのか」などの質問が出た。(高津守)