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 徳島県西部を訪れる外国人観光客らの好みに合うスイーツを作ろうと、地元4市町などでつくる観光圏協議会が、香港や東京に店を持つシンガポール出身の若手パティシエを招いて講習会を開いた。

 三好市西祖谷山村のホテルで22日にあった講習会には、大歩危や祖谷地域の旅館の料理人や経営者ら15人が参加。パティシエのジャニス・ウォンさん(35)が、地元産のサツマイモやイチゴ、お茶、スダチ、不知火、サルナシのジャム、蜂蜜などを使って口溶けのよいチョコレート菓子「ガナッシュ」や、牛乳、生クリームをゼラチンで固めた「パンナコッタ」など5品を披露した。

 ホテル祖谷温泉の山下義孝料理長(64)は「スポンジケーキにいろんなものを組み合わせていく作り方、見せ方は勉強になった。調理器具や時間など課題もあるが、参考にしたい」。

 ウォンさんは「スイーツを学んだ経験がない和食の料理人にも出来るメニュー。できるだけその土地の食材を生かして、シンプルなデザートにすればいい」と話した。東南アジアでも健康志向の広がりで甘さは控えめのものが好まれており、乳製品を使ったものが人気だという。(福家司)