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 おしゃべり好きで社交的な市川美津子さん(74)は、機転のきいた会話のキャッチボールで周りを和ませます。忘れることがあることも、隠さず話します。悔しさはあっても、「できないことより、できることに目を向けて」というメッセージは多くの人を勇気づけています。

 《認知症の本人らが日常のできごとなどを語り合う「おれんじドア町田」に週に1度参加する。「かぜをひいて。鬼のかくらんですね」。笑いを誘うと仲間の話に聴き入った》

 海外で働いたとか、山登りをしているとか。仲間が生き生きと話す姿に、自分もできることはあるって思える。安心できて、元気をもらえる場所です。認知症になって多くの仲間と出会い、当事者の気持ちを知り、ひとの優しさを学んだ。認知症は十人十色だということも。ひきこもらないで他人さまと交わり、自分からも発信していかないと。

 《50代から約15年、お年寄りの家で家事をするヘルパーに。民生委員も長く務め、「地域の顔」だった》

 ヘルパーの時は料理を褒められて。いい思い出です。民生委員で地域の家を訪ね支援が必要な人を行政につなぎ、やりがいがありました。

 《6年前、民生委員の仕事で訪問する先を思い出せなくなった》

 あれ? だれだっけ。場所は?…

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