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 来年度の県内のクマの推定生息数が、今年度の1・6倍にあたる3700頭になることがわかった。昨年度始めたカメラによる生息数調査を踏まえた結果で、調査の精度の向上が主な要因という。

 2016年度の推定生息数は1015頭としていた。相次ぐクマによる被害やクマの目撃情報を受け、県は「推定をはるかに上回る数のクマがいる」として、昨年度、従来の目視調査よりも精度が高いとされるカメラ調査を開始。推定生息数を今年度は2300頭としていた。

 推定数の大幅な増加について、県自然保護課は「調査の精度の向上に加え、ブナの実が昨年度より多く実り、山間部で増えたため」とみている。

 また、県は来年度のクマの狩猟期間について、開始日を2週間早めて11月1日から翌年2月15日とする考えだ。近年目撃が増えているニホンジカとイノシシの狩猟期間も、同期間に延長する方針。今後、県環境審議会の自然環境部会などに諮問して決める。(石川春菜)