紅葉の名所でモミジ伐採 密集状態で衰え目立つ 香嵐渓

臼井昭仁、写真は吉本美奈子
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 紅葉の名所で知られる愛知県豊田市足助町の香嵐渓(こうらんけい)で、モミジ(カエデ)の伐採作業が進められている。密集状態で衰えが目立ってきたため、その解消が目的。来月20日までに、3カ所(3300平方メートル)に148本生えている樹木のうち、モミジ45本を含む61本を伐採する。

 27日にあった作業では、香嵐渓の中心、飯盛山の北西側の急斜面に植わっていた老木や弱っているモミジを切った。香嵐渓に約4千本あるとされるモミジは大半が大正時代に植えられたが、近年は「色づきが悪い」といった声が上がっていた。

 市の依頼を受けた樹木医が3・5ヘクタールを調査した結果、かなり密集した状態で、弱っている木が多いことがわかり、今年度の試験間伐に踏み切った。新年度、景観に与える影響も調べた上で計画をまとめ、飯盛山で本格的な間伐を始める方針。(臼井昭仁、写真は吉本美奈子)