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 桜田門外の変で命を落とした大老井伊直弼の仇(かたき)として、幕末の水戸藩主徳川斉昭(1800~60)が彦根藩士に暗殺されたという説を元にした新作講談を、上方講談師の旭堂南海さんが3月3日正午から豊郷町吉田の岡村本家で口演する。

 斉昭は強硬な尊王攘夷(じょうい)論者で、開国を推し進めた直弼とは13代将軍の継嗣問題などで激しく対立。1859年の安政の大獄で永蟄居の処分を受けた。1860年3月に元水戸藩士らが直弼を討った直後の8月に、斉昭は水戸で急逝した。

 水戸藩は死因を急性の心臓発作と幕府に報告しているが、1966年に彦根選出の滋賀県議だった故・世良琢磨氏が「大老の仇を討った男」と題した文章を発表。彦根藩士の小西貞義が水戸に潜入し、斉昭を刺殺したという説を披露した。

 世良氏の妻は、貞義の弟で近江…

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