拡大する写真・図版 近藤雄生さん

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吃音について本を書いたライター 近藤雄生さん(42)

 「ぼ、ぼ、ぼく」と同じ音を繰り返したり言葉に詰まったりすることを、どもるとか吃音(きつおん)という。ほぼ100人に1人。外からは見えにくい苦しさや人間関係への影響を取材し、「吃音 伝えられないもどかしさ」(新潮社)という本をまとめた。本人や家族、友人、どもりにくい話し方を教える言語聴覚士ら90人ほどに会った。

 東京での高校時代から吃音に悩んだ。ふいにのどが硬直して声が出なくなり、相手は「この人どうしたの」という顔をする。言葉が出ない時は別の言い回しでしのぐが、名前は言い換えがきかないので、自己紹介や電話が怖かった。

 「みんなが普通にできることが…

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