愛媛県西条市氷見丙の石鎚酒造が、皇后美智子さまゆかりのバラの花から取り出した酵母を使った酒造りの全国プロジェクトに参加している。収益を西日本豪雨などの被災地に送ることを条件に、インターネットを通じて寄付をするクラウドファンディング(CF)で支援を募っており、協力者には石鎚酒造を含む七つの蔵元が手がけた日本酒がセットで送られる。

 東京農業大の事業会社などが取り組む「平成最後の祝い酒 プリンセスミチコプロジェクト」。東京農大は1998年、美智子さまが皇太子妃時代に英国から贈られたバラ「プリンセス・ミチコ」の花から酵母を取り出すことに成功。この酵母を使うことを条件に、いずれも東京農大の卒業生がいる七つの蔵元と共同で酒造りに挑んだ。石鎚酒造では卒業生で4代目の越智浩専務(47)が参加した。

 石鎚酒造は、2020年に創業100周年を迎える蔵元。石鎚山が育む名水を仕込みに使い、「食中に活(い)きる酒造り」を目指している。

 今回のプロジェクトでは、県産…

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