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 札幌市の円山動物園は26日、メスのホッキョクグマ「キャンディ」を3月20日をもって8年間過ごした札幌から愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園にかえすと発表した。

 円山動物園によると、キャンディは同園で飼育しているオスの「デナリ」との繁殖をめざし、2011年に豊橋総合動植物公園から札幌市が借り受けた。12年に2匹の赤ちゃんを産んだが、1匹は死産になり、もう1匹もキャンディが誤って踏んだことが原因で死んだ。15年12月以降は繁殖活動はなかった。

 キャンディは現在26歳。ホッキョクグマ館で元気に過ごしているが、平均寿命が25~30歳とされる中では高齢といい、1歳半から17年間暮らした同動植物公園からの相談を受け、余生を過ごさせることにした。

 円山動物園は28日から公開最終日の3月19日まで、園内に「お別れノート」を用意し、来園者にメッセージを書いてもらうという。20日以降、園内のホッキョクグマは3頭になる。(斎藤徹)