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 関西電力が高さ70~150メートルの大型鉄塔の一番上にとりつけられている避雷線をドローンで自動追尾し、点検する仕組みを全国で初めて導入すると発表した。いまは作業員が鉄塔に登って点検しており、安全性が高まる。作業にあたる人員や時間も半分程度に抑えられるという。

 3月から京都府内の山間地で使い始める。ドローンに搭載したセンサーで自動追尾しながら、カメラで避雷線を撮影。集めた画像から、落雷による傷がないかなどを作業員が地上で調べることができる。東芝傘下の会社などとシステムを開発した。

 避雷線は、送電線を守るために鉄塔間の一番上に架けており、雷の直撃を受けやすい。送電線も同様にドローンで点検することや、AI(人工知能)を使って異常を自動検出する技術の開発も進めるという。岩根茂樹社長は「仕事のやり方を変革し、トップレベルの生産性をめざす」と話した。(西尾邦明)