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 福井県の若狭地方で古くから生産されてきたものの、昭和になって廃れてしまった「若狭桐油(きりゆ)」を復活させるプロジェクトが同県小浜市で動き出した。原料となる植物のアブラギリ(ころび)が若狭地方の里山で自生、繁殖し「山の邪魔者」と化しているのを、「宝の山」と見立てて文化財の修復などに使う高付加価値の油にしようという狙いだ。

 アブラギリはトウダイグサ科で、6月に花を咲かせる。種子から取れる「桐油」は江戸時代、水をはじく素材として雨傘や雨がっぱなどに使われた。現在でもしっくいや木製品のニスの代用、絵の具の顔料などに用いられている。

 若狭では、江戸時代の承応2(1653)年、小浜藩主、酒井忠勝によってアブラギリの栽培が始まったのが最初とされる。実は丸く、よく転がるので「ころび」と呼ばれた。1874年の全国の生産高は福井県が1位だったという。

 昭和になって石油の精製品が普…

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