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 地球の磁場が時代によって逆転することを世界で最初に提唱した地球物理学者の松山基範(もとのり、1884~1958)が、1927年に研究を初めて発表した論文と同じ内容の手書き原稿が見つかった。当時は常識に反する考え方とされていた「地球の磁場の逆転現象」の可能性をいち早く示唆した内容を後日書いた直筆原稿とみられ、専門家は「貴重な資料だ」と話している。

 見つかったのは、「本邦玄武岩の磁性に就(つい)て」と題する論文で、330字詰めの原稿用紙で計18枚。千葉県成田市の大学非常勤講師、会田信行さん(67)が一昨年11月に都内の古書店から段ボール1箱分の資料を購入し、発見した。

 松山は京都帝国大教授だった26年、兵庫県の玄武洞で磁気の向きが現在と逆方向を示す岩石を採取した。各地の岩石を調べ、地球の磁場が過去に現在とは逆向きの時代があった可能性を指摘し、27年8月の日本学術協会の大会で発表した。今回見つかった原稿は翌9月に書かれた跡があり、発表内容を学会誌に載せるための手書き原稿とみられる。

 松山の孫弟子で、松山の伝記を…

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